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看護師に人気の科(診療科)ランキング | 20代・30代・40代・50代に人気の何科?

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看護師に人気の科(診療科)ランキング | 20代・30代・40代・50代に人気の何科?
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看護師に人気の科、楽だと感じる科や大学病院に勤務する場合に楽だと感じる科を、ランキング形式でご紹介します。20代、30代、40代、50代の年齢ごとに分けた人気ランキングもありますので、自分の経験と照らし合わしてみてください。

ランキングの内容は複数科又は、混合病棟等に勤務経験がある看護師アンケートの結果をもとに評価しています。

  • アンケート人数:425名
  • 対象者:複数科又は、混合病棟に勤務経験がある看護師
  • 実施日:2022年4月10日
  • 調査:弊社の独自調査(看護師資格、経歴確認済み)
  • 調査形式:診療科フリー回答、一部選択形式

人によって、人気・不人気の感覚は様々です。

自分の今までの経験や、周りの看護師の方との話などと比較しながら、楽しみながら確認してみてください。

ご自身の科はどの年代にランキングしているでしょうか。

監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

著作・監修記事一覧

執筆・監修看護師
田中 看護師(がん看護専門看護師)
田中 看護師(がん看護専門看護師)
  • エリア:神奈川県在住
  • 保有資格:看護師、がん看護専門看護師、消化器内視鏡技師、心理相談員
  • 施設経験:がん専門病院、総合病院、クリニック、総合病院、訪問診療クリニック
  • 専門分野:消化器内科、透析室、内視鏡室、放射線治療室、泌尿器科

看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。専門分野は消化器内科、透析室、内視鏡室、放射線治療室、泌尿器科等です。しかし、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。

著作・監修記事一覧

目次

看護師が楽だと感じる科ランキング

看護師が楽だと感じる科ランキング

仕事が適度に忙しく、急変患者が少ない診療科、患者も元気な(ADLが自立している)診療科が精神的に負担も少なく、楽だと感じる人が多いようです。

看護師が働いて楽だと感じた診療科のランキングを理由も含めて説明していきます。

1位:整形外科

整形外科

忙しさ 適度に忙しく、業務は安定している
残業の少なさ 残業は比較的少ない職場が多い
急変の少なさ 急変は少なく落ち着いて対応できる
体力負担 移乗や介助で体力負担はややある
精神的負担 回復過程が見え精神的負担は少ない
向いている人 回復期の看護や会話を楽しみたい人

整形外科は、骨折や関節痛を抱える患者がたくさん訪れる診療科です。

年齢も比較的若い患者が多く、通院・入院中も、患者と他愛のない話を楽しむことができ、精神的にも楽だと感じることが多いようです。

また、残業がほとんどない病院も多く、かつ専門性も高いです。そのため、看護師にとっては仕事が楽で、技術も身につけることができる診療科です。

看護師の体験事例

整形外科の看護師はギプス固定や関節注射などの処置も多く、時間に追われることもある忙しい診療科です。
しかし、整形外科にかかる患者の特徴としては、骨折は経過とともに症状が改善します。
さらに、関節痛を抱え定期的に関節注射でかかる患者の多くは、主に理学療法士が関わるため、看護師は患者に深くかかわらずに済みます。

2位:リハビリテーション科

リハビリテーション科

忙しさ 急性期より落ち着いており安定している
残業の少なさ 残業は少なめで定時で帰りやすい
急変の少なさ 急変は少なく対応に追われにくい
体力負担 介助はあるが急性期より負担は軽い
精神的負担 回復を支えるため精神的負担は少ない
向いている人 患者の生活復帰を支えたい人

リハビリテーション科(回復期病棟・リハビリ病棟)は、急性期を脱した患者が対象です。

また、在宅や施設への転院などの明確な最終目標があり、患者の将来に向けた前向きな視点で考えることができます。

病院にもよりますが、残業も少ないことも、楽な科として選ばれる理由です。

看護師の体験事例

リハビリテーション科は、理学療法士が運動や機能訓練を中心に行うため、看護業務の負担は軽い診療科でした。

3位:眼科

眼科

忙しさ 外来は忙しいが業務はルーチン化しやすい
残業の少なさ 残業は少なく働きやすい環境が多い
急変の少なさ 急変はほとんどなく落ち着いている
体力負担 身体介助は少なく体力負担は軽い
精神的負担 重症患者が少なく精神的負担は少ない
向いている人 ルーチン業務を正確にこなしたい人

眼科は専門性の高い診療科でありつつ、ある程度業内容を覚えてしまえばルーチン作業も多く、楽な診療科の一つです。

外来は来院患者の数をこなす大変さはありますが、急変や残業も少なく、給与も高めのため、人気があります。

また、病院で眼科やオペ看を経験後、人気がある眼科クリニックへも転職しやすいこともメリットのひとつです。

看護師の体験事例

眼科病棟では術後の目薬など細かな処置はありますが、良性疾患も多く、術後管理は看護師にとってそれほど大変ではありませんでした。

4位:皮膚科・形成外科

皮膚科・形成外科

忙しさ 処置は多いが全体的に落ち着いている
残業の少なさ 残業は比較的少ない傾向がある
急変の少なさ 命に関わる急変は少ない
体力負担 介助が少なく体力負担は軽め
精神的負担 患者の状態が安定しており負担は少ない
向いている人 美容やスキンケアに興味がある人

皮膚科・形成外科は、処置や手術などが多く看護業務の楽しさや充実感を味わいつつ、患者は元気でADLも自立しているため、楽な診療科と言えます。

皮膚科・形成外科では、スキンケアの知識も身につき、看護師自身の美の意識を高めることができます。

さらに、最新の医療に触れることができる、シミやそばかすなどのケアも医師に施してもらえる、自分の興味がある施術を一般より安く施術してもらえる、などといった恩恵も受けやすいため、人気がある診療科です。

5位:精神科

精神科

忙しさ 業務は落ち着いているが対応に時間がかかる
残業の少なさ 残業は少ない職場が多い
急変の少なさ 身体的な急変は少ない
体力負担 身体介助は少なく体力負担は軽い
精神的負担 対応が難しく精神的負担はやや大きい
向いている人 患者とじっくり関わりたい人

精神科の場合、他の診療科とは異なり、独特な仕事内容が多く、医療行為が少ないため、楽な診療科として挙げられます。

また、精神科は体力や患者への対応が必要なこともあり、男性看護師も多く働いています。

そのため、女性看護師のみの職場に比べて、女性特有の人間関係に悩まされにくいことも、楽である大きな理由のひとつです。

看護師の体験事例

私は精神科で働いていましたが、看護師の業務として注射などをすることはありますが、行う処置が他の診療科に比べると極端に少ないです。
医療的な処置が少ない分、看護師のスキルの低下を心配する方がいるほどですが、病状によっては扱いの難しい疾患の患者がいるので、対応には注意が必要です。

その他:楽な職場

健診センター(検診業務)

健診センター(検診業務)

忙しさ 時間内に集中するが業務は一定している
残業の少なさ 残業はほとんどなく定時で帰れる
急変の少なさ 健康な人が対象で急変はほぼない
体力負担 身体介助が少なく負担は軽い
精神的負担 プレッシャーが少なく精神的に楽
向いている人 ルーチン業務を淡々とこなしたい人

健診センターでは病棟や一般外来に比べ、1日の業務内容が決まっています。そのため、その日の担当業務をこなしていれば、1日を無事に終えることができます。

さらに詳しくは「健診センターへ転職する看護師のメリット・デメリット!楽な仕事ではない?」を確認してください。

看護師の体験事例
健診センターでは、早出をすることはありますが、患者を診察する時間が決まっているため残業はほとんどありませんでした。
基本的に健康的な一般の方を対象としているため、急変対応もありません。
患者ひとりひとり、個別の情報共有も必要としないため、症例カンファレンスなどもなく、チーム医療の煩わしさからも解放される職場でした。
そのため、ひとりで淡々と仕事をこなすことができ、自分には向いていた職場だったと思います。

 

企業医務室・健康管理室

企業医務室・健康管理室

忙しさ 業務は落ち着いており急な対応は少ない
残業の少なさ 残業はほとんどなく定時退社が基本
急変の少なさ 重症対応はほぼなく急変は少ない
体力負担 身体的な負担はほとんどない
精神的負担 プレッシャーが少なく働きやすい
向いている人 安定した環境で働きたい人

企業医務室・健康管理室に勤務する看護師は、いわゆる病院以外の一般企業に勤務する産業保健師、又は産業看護師(企業看護師)を指します。

基本的に企業医務室・健康管理室がある職場は大企業が多く、福利厚生・待遇がとても充実しています。産業保健師・産業看護師ももちろん一般社員と同じようにその福利厚生・待遇を受けることができます。

ただ、一般企業で勤務する看護師の求人数は少なく、その一般企業の中でも看護師1人体制、多くても2人体制という所が多いです。さらに、非常勤や契約職員、派遣などの雇用形態も多いため、正職員で働きたい看護師の方にはとっては、難しい選択となるでしょう。

詳しくは「産業保健師・産業看護師になるには?違いや健康管理室・企業医務室の転職」を確認しておきましょう。

看護師の体験事例
企業医務室で勤務していた時は基本的には重病患者が来ることはなく、必要な時は病院へ付き添って後は病院にお任せになる形でした。そのため、看護師としての業務の量は決して多くはなく、楽に業務を終わらせることができました。
残業もほぼありませんでした。

大学病院に勤務する看護師が楽な科ランキング

大学病院に勤務する看護師が楽な科ランキング

大学病院では、日々勉強会や目標設定、スタッフ間でのミーティング、後輩指導、おまけに学生指導まで入ってきます。そのため、看護師にとって楽と呼べる科は少ないです。

しかし、その中でも比較的楽な科の条件として、

  1. 緊急入院が少ない
    (予定入院が多い、手術の日程が決まっている)
  2. クリニカルパスの適用が多い疾患・パスを使う手術患者がいる病棟
  3. ADLが高めの患者が多い
    (術後の一時的なADLの低下を除く)
  4. 超過勤務(残業)が少ない

以上のことが楽な科の条件として挙げられます。

以下、大学病院に勤務経験がある看護師が選んだ楽な診療科を説明していきます。

1位:眼科

眼科

忙しさ 予定入院や定型業務が多く流れは安定しやすい
残業の少なさ パス運用しやすく残業は比較的少なめ
急変の少なさ 急変は少なく落ち着いて対応しやすい
体力負担 身体介助は少なく体力負担は軽め
精神的負担 経過が見えやすく精神的負担は比較的少ない
向いている人 決まった流れで正確に業務を進めたい人

大学病院の眼科病棟での処置は、白内障の手術が一般的です。(大学病院により異なるため注意してください。)

患者にとって侵襲も少ない手術であり、回復も早く入院から退院までの日数が短いため、看護師も決められたルーチンワークで動くことができ、比較的「楽」と言えます。

眼科疾患での入院のため、急変も少ないことや、クリニカルパスの運用で記録も短時間でできることが超過勤務を少なくできている理由のひとつです。

2位:皮膚科

皮膚科

忙しさ 処置は多いが病棟全体は比較的落ち着いている
残業の少なさ 急変が少なく残業は比較的少なめ
急変の少なさ 急変は少なく予定通りに動きやすい
体力負担 重い介助が少なく体力負担は軽め
精神的負担 命に直結する場面が少なく精神的負担は軽い
向いている人 処置を丁寧にこなし観察力を活かしたい人

大学病院の皮膚科病棟では、主に皮膚疾患の軟膏処置や創部洗浄など、毎日皮膚の観察をします。そして、医師の指示通りに処置を行うことが主な看護師の仕事です。

皮膚科病棟の中には重症の熱傷などで生命の危機状態にいる方や、ADLが低い方も少なからずいて大変なこともありますが、

  • 主に命に関わる事のない皮膚疾患の患者が多く入院している
  • 急変が少ない
  • ADLが比較的高い
  • コミュニケーションを良好にとれる患者が多い

以上のことが、眼科病棟の超過勤務を少なくしている理由と言えるでしょう。

3位:精神科

精神科

忙しさ 医療処置は少ないが個別対応に時間がかかる
残業の少なさ 処置が少なく残業は比較的少なめ
急変の少なさ 身体的な急変は少ない傾向がある
体力負担 身体介助は少なく体力負担は軽め
精神的負担 患者対応の難しさから精神的負担はある
向いている人 患者と丁寧に関わり対話を重ねたい人

大学病院の精神科病棟の看護師の仕事内容は、主に服薬管理やレクリエーション、日常生活指導・身の回りの管理などが中心です。

点滴管理や高度な医療行為は少ないため、精神科病棟の超過勤務は少なく、看護師が楽な科と言えます。

ただし、身体的な疾患とは異なり、精神的な面の看護というのは自分の精神面にも負担が大きくかかるため、一概に楽とはいえない可能性もあるため注意が必要です。

4位:外来

外来

忙しさ 時間帯によって忙しいが業務は機能別で進めやすい
残業の少なさ 病棟より残業は少なく定時で終わりやすい
急変の少なさ 病棟より急変は少ないが診療科により差がある
体力負担 移乗が少なく体力負担は比較的軽い
精神的負担 記録や病棟管理が少なく精神的負担は軽め
向いている人 手際よく業務を回し外来対応が得意な人

大学病院の外来看護師は、日々の記録も少なく、看護計画の評価なども病棟ほど細かくは残さないため業務内容的にも楽です。

しかし、病棟勤務から産休育休を経て、職場復帰する時に外来へ異動するケースや、パート看護師の募集が多く、正職員で初めから外来で働くことや異動をすることは少ない印象です。

基本的に大学病院で募集している中途採用の看護師の求人は、病棟で夜勤もできる人材を求めていることが多いです。

その他:基本的に楽な診療科は少ない

基本的に楽な診療科は少ない

中途採用の看護師が楽な科にたまたま配属されたとしても、大学病院の場合3年程度で異動を告げられることが多く、ずっと楽な科にとどまるのは難しいです。

また、大学病院では、多くの看護師が病棟で働いています。また、スタッフの年齢層が若いということも特徴で、中間層の看護師が少ないです。

そのため、病棟での役割(リーダーやプリセプター、学生指導など)がつくこともあり、業務自体が楽であったとしてもそれ以外の付帯業務が楽とはいえない可能性が高いです。

看護師がどうしても楽な科で働きたいなら、大学病院にこだわらないことも重要です。

大学病院は、先進的医療・教育・研究など質の高い医療を提供する場所であるため、その目的にむかってすすめる医療者を求めています。

大学病院の目的と自分の医療に対する目的(スキルアップなど)がマッチしていないのであれば、大学病院で働いていてもやりがいや楽しさを感じられず、辛くなってしまうかもしれません。

看護師に不人気な科ランキング

看護師に不人気な科ランキング

一般的に看護師が敬遠しがちな、不人気の科の特徴としては、精神的ストレスが高い、看護師としての役割が見えにくい、看護ケアの満足感が得られないことです。

しかし、年代別によっては人気の診療科や、看護師が憧れる診療科もランキングしていることが特徴的で、不人気と人気がある診療科は表裏一体と言えます。

1位:救急外来・救急科(ER)

救急外来・救急科(ER)

忙しさ 常に緊急対応が求められ非常に忙しい
残業の少なさ 対応次第で残業が発生しやすい
急変の少なさ 急変対応が日常的に発生する
体力負担 搬送対応や処置で体力負担は大きい
精神的負担 緊張状態が続き精神的負担が大きい
向いている人 スピード感と判断力に自信がある人

救急外来・救急科(ER)は人気・不人気が分かれる部署ですが、学びたいという気持ちがなければ心身共にストレスを感じる不人気の科です。

さらに、日曜日や祝日などは関係なく出勤しなければならず、年齢を重ねると更に、足が遠のく人気のない診療科といえます。救急対応やERナースとの関係性にストレスを感じる看護師も少なくありません。

2位:透析科(透析室)

透析科(透析室)

忙しさ 業務は一定だが時間帯で忙しくなる
残業の少なさ 残業は少なく勤務時間は安定している
急変の少なさ 急変は少ないが注意は必要
体力負担 体力負担は比較的軽い
精神的負担 同じ患者対応が続き負担を感じやすい
向いている人 ルーチン業務を丁寧にこなせる人

透析科(透析室)は独特な雰囲気があり、臨床工学技士が力を持っている職場です。そのため、看護師の人間関係にも影響を及ぼします。

残業もなく、業務内容も安定しています。しかし、何年も同じ患者に太いゲージの穿刺針を刺すことや、ルーチンワークにストレスを感じる方も多く、あまり人気がない診療科の一つです。

また、決まった業務のみなので楽な科ではあるのですが、訪れる患者が基本的に高齢で独特の雰囲気が漂っており、看護師のコミュニケーション能力も必要とされる診療科です。

3位:採血室(臨床検査科)

採血室(臨床検査科)

忙しさ 時間帯によって患者対応が集中する
残業の少なさ 残業は少なく定時で終わりやすい
急変の少なさ 急変はほとんどない
体力負担 体力負担は少なく軽作業が中心
精神的負担 単調な業務でやりがいを感じにくい
向いている人 同じ作業を正確に繰り返せる人

採血室は、ルーチン業務で楽な部署・診療科と言えます。しかし、自分で採血室に異動を希望しない限り、採血室に回されることは、「採血ぐらいしかできない」というレッテルを張られるような気持ちになってしまうという看護師も少なくありません。

そのため、看護師の人気があまりない部署です。

また、看護師としての能力が発揮しにくい場所であり、病院の中では敬遠されがちです。

ただ、血管の細い患者など、やりにくいケースを繰り返すことで、必ず採血のスキルは向上するというメリットもあります。

4位:泌尿器科

泌尿器科

忙しさ 処置や外来対応で忙しい場面がある
残業の少なさ 業務量により残業が発生することもある
急変の少なさ 急変は比較的少ない
体力負担 介助や処置で体力負担はややある
精神的負担 排泄ケア中心で抵抗を感じる人も多い
向いている人 排泄ケアや慢性期看護に抵抗がない人

泌尿器科は、男性患者が多くバルーン挿入をはじめとする処置が多いため、敬遠されがちな診療科の一つで、特に若い看護師からは人気がありません。

良性から悪性まで、年齢層も幅広く、様々な疾患に対応するため、外来では先を予測して対応しなければ患者数をこなすことができません。

また、排泄物を扱うため、看護師に不人気である理由の一つとなっています。しかし、男性看護師にとっては働きやすい職場だとも言われています。

5位:小児科

小児科

忙しさ 対応が多く状況によって忙しさが変わる
残業の少なさ 状況により残業が発生しやすい
急変の少なさ 急変対応が必要な場面もある
体力負担 抱っこや対応で体力負担はややある
精神的負担 子どもや家族対応で精神的負担が大きい
向いている人 子どもと家族に寄り添った看護ができる人

小児科は、子どもが好きだから小児科で働きたい、子どもとその家族のために小児科で働きたいという看護師が多い一方で、それが嫌だという看護師が多い診療科です。

その理由としては、子どもが苦しんでいるのを見るのが辛いという看護師や、モンスター的な親との関わりが苦手という看護師など、その理由はさまざまです。

「子どもが好きだから小児科」という発想で転職すると、辛い経験をした看護師も多いことが実情です。

その他

神経科(神経難病病棟)

神経科(神経難病病棟)

忙しさ 日常ケアが多く継続的に忙しい
残業の少なさ ケア内容により残業が発生することもある
急変の少なさ 急変は少ないが長期的な変化がある
体力負担 全介助が多く体力負担は大きい
精神的負担 進行性疾患で精神的負担が大きい
向いている人 長期的に患者と関わり続けたい人

神経科(神経難病病棟)に入院する患者の多くは、徐々に全身の機能が低下していくことが多く、看護師として心身共にストレスを感じやすい診療科です。

がんの終末期と違い、人工呼吸器の導入など、倫理的問題とも向き合う必要があり、またご家族との調整にも神経を使います。

やりがいのある診療科でもありますが、がんの終末期と違い、エンドオブライフの期間が見えにくいがゆえに、看護師に不人気の診療科でもあります。

 

コロナ病棟・感染病棟

コロナ病棟

忙しさ 対応が多く非常に忙しい環境になりやすい
残業の少なさ 業務量が多く残業が発生しやすい
急変の少なさ 急変対応が多く常に注意が必要
体力負担 防護具着用で体力負担は非常に大きい
精神的負担 感染リスクや緊張感で負担が大きい
向いている人 責任感が強く急性期対応が得意な人

コロナ病棟・感染病棟は、感染のリスク、看護師の家族と会えない、超急性期、患者やその家族が言うことを聞いてくれない、残業が多いなど様々な理由から看護師に不人気な診療科の一つといえます。

しかし、看護師の使命感や、やりがいを感じやすく、進んでコロナ病棟に勤務希望をする看護師もいます。

20代看護師に人気の科ランキング

20代看護師に人気の科ランキング

20代看護師は、看護の楽しさよりも技術や忙しさに魅力を感じる傾向が高いようです。

以下で20代看護師に人気の診療科をご紹介します。

1位:整形外科・一般外科

整形外科・一般外科

忙しさ 手術や入退院が多く活気があり忙しい
残業の少なさ 状況により残業が発生しやすい
急変の少なさ 急変はあるが頻度はそこまで高くない
体力負担 術後管理や介助で体力負担は大きい
精神的負担 回復が見えるためやりがいを感じやすい
向いている人 忙しい環境で経験を積みたい人

20代看護師は、手術というイベントを通して患者が元気になるプロセスに魅力を感じます。

特に、専門性というよりも「忙しく」「活気があり」「短期入院患者」が多い一般外科に人気が集中します。

2位:手術室

手術室

忙しさ 手術件数に応じて忙しくなる
残業の少なさ 手術延長で残業が発生することもある
急変の少なさ 術中の急変対応が必要な場面がある
体力負担 長時間立ち仕事で体力負担がある
精神的負担 緊張感があり集中力が求められる
向いている人 専門技術を身につけたい人

勤務する病院によっては、手術室は新人看護師が希望する所属部署上位にランクインするほど人気があります。

さらに手術室では、教育マニュアルが整備され、解剖なども学ぶことができます。さらに、医師の介助ができるため、手術室看護師は「できるナース」として映っているようです。

また、ここでしか学べない技術があることも、手術室が20代看護師に人気がある理由です。

3位:集中治療室(ICU・CCU・HCU)

集中治療室(ICU・CCU・HCU)

忙しさ 重症患者対応で常に緊張感がある
残業の少なさ 急変対応により残業が発生することもある
急変の少なさ 急変対応が日常的に発生する
体力負担 少人数対応で体力負担はやや大きい
精神的負担 重症患者対応で精神的負担が大きい
向いている人 高度医療や急性期看護を学びたい人

集中治療室(ICU・CCU・HCU)も、20代看護師に人気があります。重症患者を数名の看護師でケアすることができるため、病棟夜勤を経験するよりも精神的に楽だと感じるようです。

また、医師や他のメディカルスタッフと協力して患者を看ている感覚も、20代の看護師に人気がある理由の一つです。

4位:一般内科

一般内科

忙しさ 落ち着いているが幅広い対応が必要
残業の少なさ 比較的残業は少なめの傾向
急変の少なさ 急変はあるが頻度はそこまで高くない
体力負担 介助があり体力負担はややある
精神的負担 患者と関わる時間が長く安定している
向いている人 基礎から看護を学びたい人

処置が苦手な20代看護師にとって、内科はゆっくりと患者に関わる時間が持ちやすいため人気があります。

点滴や検査などの対応はありますが、重症患者は集中治療室などが対応してくれるため、看護技術をゆっくりと覚えつつ、看護ケアを楽しむことができるのも一般内科の魅力の一つです。

5位:消化器科

消化器科

忙しさ 検査や処置が多く忙しい場面が多い
残業の少なさ 業務量により残業が発生しやすい
急変の少なさ 急変対応が必要な場面もある
体力負担 処置や介助で体力負担はややある
精神的負担 幅広い疾患対応で負担はあるが成長できる
向いている人 幅広い知識と技術を身につけたい人

消化器科は、疾患の身近さもさることながら、検査や治療のバリエーションの多さが人気の理由です。

内視鏡治療の知識も身につきますし、抗がん剤を扱うこともあります。

また、終末期看護を学ぶことや、栄養についての知識を学ぶこともできます。

生きるために必要な機能を司る消化器科は、20代の看護師に人気のある診療科です。

6位:産科・小児科

産科・小児科

忙しさ 状況により忙しさの波がある
残業の少なさ 急変や対応により残業が発生する
急変の少なさ 急変対応が必要な場面もある
体力負担 抱っこや介助で体力負担はある
精神的負担 家族対応や感情面で負担が大きい
向いている人 子どもや家族に寄り添った看護をしたい人

産科や小児科は子どもが好きな20代看護師に人気が高いです。苦しそうな子どもを見るのが辛いという看護師もいますが、その一方で、病気の子どもの相手をすることや、お世話をすることが好きだという人も多いです。

また、産科は他の診療科の中でも生命の誕生に出会える場であり、病気の患者ではないことが人気の秘密です。

ただし、産婦人科の場合は、婦人科の疾患を看て辛くなることや、妊娠中絶なども多く見ることになるので、不人気になりがちです。

30代看護師に人気の科ランキング

30代看護師に人気の科ランキング

30代看護師は、幅広い知識を備えたジェネラリストの看護師になるか、一つの分野を極めたスペシャリストの看護師になるか今後のキャリアについて悩む時期です。

また、仕事以外の結婚生活や育児などのライフイベントや、プライベートな時間も大切にしたくなる年代でもあります。

そういったことも踏まえ、30代看護師に人気がある診療科について説明していきます。

1位:救急外来・救急科(ER)

救急外来・救急科(ER)

忙しさ 常に緊急対応があり非常に忙しい
残業の少なさ 対応状況により残業が発生しやすい
急変の少なさ 急変対応が日常的に発生する
体力負担 搬送対応や処置で体力負担は大きい
精神的負担 判断責任が重く精神的負担は大きい
向いている人 経験を活かし急性期で働きたい人

救急外来・救急科(ER)に転職してくる看護師の多くは30代の方が多いです。今まで自分が身につけた技術と知識を活かすべく、救急外来・救急病棟にチャレンジしたいという方が転職してくる印象です。

救急外来・救急科(ER)は、救急車対応だけでなく、心臓カテーテル検査・脳アンギオ検査・内視鏡検査などの特殊検査や処置などにも対応できることが必要です。

命を救う業務に携われることに満足感と充実感を得ることができるため、ER・救急外来・救急科は30代の看護師に人気の診療科です。

2位:循環器内科

循環器内科

忙しさ 処置や急変対応が多く忙しい
残業の少なさ 業務量により残業が発生しやすい
急変の少なさ 急変対応が多く常に注意が必要
体力負担 処置や対応で体力負担はやや大きい
精神的負担 重症患者対応で精神的負担は大きい
向いている人 専門性を高めてキャリアを伸ばしたい人

循環器を学びたいと思う看護師は意外に多く、特に30代看護師には人気がある診療科です。

心臓カテーテル検査や治療の介助、循環器疾患を抱えた患者に対する指導など、専門性をもって看護師としての技術と知識を存分に活かせるため、循環器内科は人気があります。

3位:内視鏡室

内視鏡室

忙しさ 検査件数により忙しさが変わる
残業の少なさ 比較的残業は少なめの傾向
急変の少なさ 急変は少ないが注意は必要
体力負担 体力負担は比較的軽い
精神的負担 専門業務で集中力が求められる
向いている人 専門技術を身につけたい人

何か専門的な技術を学びたい30代看護師に人気の部署の一つが内視鏡室です。

医師と一緒に処置を担当する楽しさもさることながら、内視鏡技師という資格に魅力があります。自分の技術の向上を実感として味わることができるのも、内視鏡看護の魅力です。

また、病院の内視鏡室で得た技術は、消化器科クリニックの転職に役立つことも、人気がある利用の一つです。

4位:透析科(透析室)

透析科(透析室)

忙しさ 業務は一定で流れは安定している
残業の少なさ 残業は少なく勤務時間は安定している
急変の少なさ 急変は少ないが観察は重要
体力負担 体力負担は比較的軽い
精神的負担 同じ患者対応が続き負担を感じることもある
向いている人 家庭と両立しながら働きたい人

30代の看護師にとって、家庭との両立のために夜勤のない職場を選ぶか、看護師としてのキャリアアップを目指し、転職するか、その志向は両極端に分かれます。

透析室の場合、その二つの希望が叶えられる可能性があります。透析室は夜勤が基本的にはない病院が多く、産休明けに配置換えで希望するケースが多いです。

また、看護師としての経験も得られ、クリニックへの転職も行いやすいため30代の看護師には人気があります。

5位:外来

外来

忙しさ 時間帯によって忙しさに波がある
残業の少なさ 病棟より残業は少なく働きやすい
急変の少なさ 急変は少ないが診療科により差がある
体力負担 移乗が少なく体力負担は軽い
精神的負担 業務が分業され精神的負担は軽め
向いている人 家庭と両立しながら働きたい人

30代の看護師の多くは、結婚や子育てが始まる年代です。

独身の時には、気にならなかった残業も、家庭や子供を持つと難しくなることもあります。

ワークライフバランスを上手に保つために、外来は、30代看護師に人気のある部署です。

定時で帰れることや、看護ケアよりも機能別に動くことができることも、一通り経験をした30代看護師にはとっては魅力的に映るようです。

40代看護師に人気の科ランキング

40代看護師に人気の科ランキング

40代の看護師は、病院勤務を続けていれば後輩の育成や管理職の道に進まざるを得なくなってくる場合も多いです。

また、看護師として今までと同じように働き続けていることに、体力的に辛くなる場面があります。さらに、即座に判断を求められる状況や、相談する上司・先輩が少なくなってくることもあり、責任がより重くなりプレッシャーを感じる時期でもあります。

そのような40代看護師に人気のある科とは何があるか、ご紹介します。

1位:外来

外来

忙しさ 午前は忙しいが午後は落ち着くことが多い
残業の少なさ 残業は少なく定時で終わりやすい
急変の少なさ 病棟より急変は少ない
体力負担 移乗が少なく体力負担は軽い
精神的負担 業務が分業され精神的負担は軽め
向いている人 無理なく長く働きたい人

急変もなく、複雑な医療処置もない、外来の看護業務は、病棟の夜勤が辛くなってきた40代看護師に人気の職場です。

午前中は忙しく大変ですが、午後の時間は余裕もあり、残業もほとんどありません。

育児や介護、自身の病気などを抱え始める40代に人気の職場です。

2位:リハビリテーション科(回復期リハビリ病棟)

リハビリテーション科(回復期リハビリ病棟)

忙しさ 急性期より落ち着いており安定している
残業の少なさ 残業は少なめで働きやすい
急変の少なさ 急変は少なく落ち着いて対応できる
体力負担 介助はあるが急性期より負担は軽い
精神的負担 生活支援中心で精神的負担は少ない
向いている人 患者の生活復帰を支えたい人

ゆっくりと患者の生活を支えたくなるのも、40代看護師の特徴です。

今までの経験から、命を救う現場よりも、生活を支える、地域に戻る患者を応援したいと感じる40代看護師は多いようです。

回復期リハビリ病棟は、退院支援を含めて、その人らしさを考えることに魅力を感じるため、40代看護師に人気が高い職場です。

3位:泌尿器科

泌尿器科

忙しさ 処置や外来対応で忙しい場面がある
残業の少なさ 業務量により残業が発生することもある
急変の少なさ 急変は比較的少ない
体力負担 介助や処置で体力負担はややある
精神的負担 看護力を活かせるが負担も一定ある
向いている人 経験を活かし落ち着いて働きたい人

40代看護師になると、泌尿器科は処置を覚えるだけでなく、スキンケア・がん看護も学ぶことが出来るため、人気が出てくる診療科です。

カテーテル交換のために来院している患者さんや、ご家族とも親しくなることができます。

私の職場でも、泌尿器科は、外来の中でも人気があります。

忙しさも残業時間も多いのですが、医師も穏やかな人が多く、看護力も活かせる人気の診療科です。

4位:緩和ケア科(緩和ケア病棟)

緩和ケア科(緩和ケア病棟)

忙しさ 急変は少ないが丁寧なケアが求められる
残業の少なさ 残業は比較的少なめの傾向
急変の少なさ 急変は少ないが状態変化には注意が必要
体力負担 介助はあるが急性期より負担は軽い
精神的負担 看取りが多く精神的負担は大きい
向いている人 患者に寄り添う看護を大切にしたい人

後悔が残る患者さんとの別れなどを幾度も経験し、40代になって緩和ケア科に勤務を希望する看護師が増加します。

やりたい看護が見えはじめ、技術よりも看護ケアに気持ちがシフトし始める40代看護師にとって人気があります。

5位:訪問看護

訪問看護

忙しさ 訪問件数により忙しさが変わる
残業の少なさ 比較的残業は少なく調整しやすい
急変の少なさ 急変は少ないが単独対応が必要
体力負担 移動があり体力負担はややある
精神的負担 自己判断が求められ責任は重い
向いている人 自立して判断しながら働きたい人

看護師は、年齢を重ねると、病棟以外の場所で働いて見たくなります。

そのため、病院内に隣接している、又は訪問看護の部署がある病院は、40代看護師に人気があります。

医師の指示にただ従うのではなく、患者やご家族と話し合いながら看護ケアを実践できる訪問看護は、看護技術がみについた40代看護師が実力を発揮することができます

ただ、「医師の指示」がなければ動く自身がない40代看護師にとっては、あまりおすすめできない職場でもありますのでご注意下さい。

50代看護師に人気の科ランキング

50代看護師に人気の科ランキング

50代の看護師に人気の診療科をご紹介していきます。

50代の看護師は病院から介護施設等に転職している場合が圧倒的に多いです。

1位:透析科(透析室)

透析科(透析室)

忙しさ 業務は一定で落ち着いて働ける
残業の少なさ 残業は少なく勤務時間は安定している
急変の少なさ 急変は少なく落ち着いて対応できる
体力負担 体力負担は比較的軽い
精神的負担 関係性が固定され精神的負担は少なめ
向いている人 安定した環境で長く働きたい人

50代看護師は、一から新しいことを覚えることや、今までのやり方を変えることに抵抗を感じ始めるようです。

そのため、変化の少ない透析科・透析室は、50代看護師には人気があります。

残業もなく、急変も少なく、家族のように患者さんと関わることができる透析室看護師は、50代看護師にとっては魅力があります。

2位:精神科

精神科

忙しさ 業務は落ち着いており余裕がある
残業の少なさ 残業は少なく働きやすい環境が多い
急変の少なさ 身体的な急変は少ない
体力負担 体力負担は軽く無理なく働ける
精神的負担 対応の難しさで負担を感じることもある
向いている人 患者とじっくり関わりたい人

最新の医療機器を扱うことに疲れてきたと感じる50代看護師にとって、採血をはじめ、処置が少ない精神科の看護は、徐々に魅力が増してくるでしょう。

人生経験を重ねたからこそ、患者とじっくりと話しをしたいと思える部分もあり、精神科は50代看護師に人気の診療科です。

また、精神科病院の場合は紙カルテを利用している場合が多く、50代の看護師にとって働きやすい環境とも言えます。

その他:50代看護師に人気の職場

療養型病棟

療養型病棟

忙しさ 急性期より落ち着いており安定している
残業の少なさ 残業は少なめで働きやすい
急変の少なさ 急変は少なく落ち着いて対応できる
体力負担 介助が多く体力負担はややある
精神的負担 長期ケア中心で精神的負担は安定している
向いている人 患者と長く関わる看護をしたい人

診療科に関わらず、50代看護師は急性期よりも療養型病棟に人気が集中します。

ハードな急性期はどうしても若い看護師を求める傾向があります。看護師も50代になると長く入院する患者と、しっかりコミュニケーションを取りながらケアする療養型のほうが得意だという人が多くなります。

夜勤はありますが、急患は基本的にないので、体力的にも急性期に比べて楽だというのも人気の理由でしょう。

 

健診センター・巡回健診

健診センター・巡回健診

忙しさ 業務は一定でルーチン化されている
残業の少なさ 残業はほとんどなく定時で帰れる
急変の少なさ 健康な人が対象で急変はほぼない
体力負担 体力負担は軽く無理なく働ける
精神的負担 プレッシャーが少なく精神的に楽
向いている人 安定した業務を淡々とこなしたい人

50代看護師に人気があるのは、ルーチン作業で分担がはっきりしている健診センターの仕事です。

看護師としての使命感はもちろん、看護師が自分自身の人生や働き方を意識し始める時期でもあります。そのため、収入を安定させることも働く上で大切な項目になってきます。

健診センターでは早出業務もありますが、子供が独り立ちした世代にとっては負担も少ないため、50代看護師にとってはメリットが多い職場です。

さらに詳しくは「健診センターへ転職する看護師のメリット・デメリット!楽な仕事ではない?」を確認してください。

 

デイサービス

デイサービス

忙しさ 業務は比較的落ち着いている
残業の少なさ 残業は少なく働きやすい
急変の少なさ 急変は少なく落ち着いて対応できる
体力負担 移動や介助で体力負担はややある
精神的負担 利用者との関係性が安定し負担は少なめ
向いている人 高齢者と関わる仕事が好きな人

50代看護師にとっては、自分の体力とも相談しながら仕事を進めていく必要があります。

また、自分の両親をデイサービスなどに通わせた経験などもあり、介護の職場で働くことに抵抗がなくなる世代です。

高齢者と一緒に運動をしたり相談に対応したりする中で、自分の看護師としてのやりがいと見出すことができることも、50代看護師に人気がある理由です。

さらに詳しくは「デイサービスで働く看護師の仕事内容と転職・勤務する注意点」を確認してください。

 

クリニック・診療所(無床)

クリニック・診療所(無床)

忙しさ 時間帯によって忙しさに波がある
残業の少なさ 残業は少なく働きやすい
急変の少なさ 急変は少なく落ち着いている
体力負担 体力負担は軽く無理なく働ける
精神的負担 業務範囲が限定され負担は少なめ
向いている人 夜勤なしで安定して働きたい人

50歳という年齢は、夜勤が辛く感じることが多いようです。

クリニックに転職して、夜勤のない時短勤務をするのもひとつの選択でしょう。

総合病院で働いた経験のあるベテラン看護師の場合は、同じ科のクリニックであればスムーズに働くことが可能です。

自宅に近いクリニックで、無理なく看護業務を行うことも、50代看護師に人気の働き方です。

 

介護・福祉系施設

介護・福祉系施設

忙しさ 急性期より落ち着いており安定している
残業の少なさ 残業は少なく働きやすい
急変の少なさ 急変は少ないが対応は必要
体力負担 介助が多く体力負担はある
精神的負担 利用者との関係性が安定し負担は少なめ
向いている人 コミュニケーションを重視したい人

看護スキルもさることながら、コミュニケーション力が必要とされる介護系看護師を選ぶ50代看護師は少なくありません

急性期病棟ほどハードな勤務でもありませんから、体力的にも楽だと感じる人は多いようです。

 

希望の診療科に看護師転職するために必要なコト

希望の診療科に看護師転職するために必要なコト

看護師が希望する診療科に転職するために必要なことは、以下の5つです。

  1. 専門病院を選択する
  2. 配属先が決定している求人を選択する
  3. 面接時に交渉と確約が必要
  4. 部署異動の期間の確認と交渉
  5. 看護師転職サイトを活用する

転職時に経験がある診療科に配属されるだろう、希望した診療科に配属されるだろうと思っていると、以下の看護師体験事例のように、入職後に配属されない可能性もあるため、しっかりと転職時期には確認しておきましょう。

【転職体験事例1】
看護師の体験事例少し大きな病院へ小児科の希望で入職したのですが、希望の配属先は考慮されず整形外科に回されました。
「希望を聞き入れてもらえなかったのか」と確認すると、数年で部署移動があるため、我慢するように言われました。
転職時になぜ私はしっかりとした確約や交渉をしなかったのか、また専門病院を選ばなかったのか後悔しました。

【体験事例2】
看護師の体験事例転職前の病院で、手術室を希望していましたが、異動を行うことが出来ず退職を決意しました。
面接では、手術室の看護師の募集ではなかったですが、希望を確認してくれて、確約は出来ないですが、入職後の1年後の部署異動で手術室配属になるように努力してくれる手筈でした。
しかし、コロナなども影響したことにより、2年経った今でも私は手術室勤務ではありません。

1.専門病院を選択する

特に小児科、精神科、脳神経外科などの診療科は、単科の専門病院があります。

看護師に人気もあるため、中途採用の転職は少し難しい場合もありますが、小児科専門病院(こども病院)、精神科病院などを転職先の候補に入れることで、希望する診療科に転職することが可能です。

また、看護師の転職したいエリアに専門病院がない場合でも、なるべく希望する診療科に力を入れている病院を選択することで、希望が叶う可能性も上がります。

2.配属先が決定している求人を選択する

看護師が病院へ転職する場合、配属先がすでに指定されている求人がいくつかあり、以下の担当業務や診療科で募集している場合があります。

  • 集中治療室
  • 外来
  • 救急外来
  • 訪問看護
  • 手術室
  • 透析室
  • 内視鏡室
  • ICU・CCU・NICU
  • 精神科
  • 療養病棟
  • 精神科病棟
  • 回復期リハビリ病棟
  • 緩和ケア病棟
  • 地域包括ケア病棟

以上に該当する場合は、すでに配属先が決まった転職のため、希望する診療科に転職しやすいと言えるでしょう。

ただ、希望する診療科が上記に該当しない場合は以下で説明することを必ず行いましょう。

3.面接時に交渉と確約が必要

希望する診療科がある場合は、面接時に必ず交渉を行いましょう

病院側(雇用側)は、面接の時点でどの病棟に看護師数が足りていないかを把握しており、出来る限りその病棟で看護師を配属したいと思っています。

ただ、面接時に雇用側が伝えられることは「1年後に部署異動できるようにする」「部署異動の際に考慮します」などの回答となりますが、こちらでは確約とはなりませんし、希望は叶いにくいでしょう。

そのため、「希望の診療科に配属されなければ入職が出来ない」ということを伝えましょう。

 

採用通知書又は雇用契約書に記載してもらおう

「希望の診療科に配属します」と口頭で確約を貰った場合でも、採用通知書や雇用契約書の「仕事内容」などの部分に希望する診療科の記載を行ってもらいましょう。

入職してからの水掛け論を防ぐ意味合いもあり、確実に希望する診療科に配属してもらうために必要です。

4.部署異動の期間の確認と交渉

希望の診療科に入職が叶った場合でも、すぐに部署異動があり、違う診療科を命じられることも、残念ながらあります

そのため、部署異動が行われる期間の確認を必ず行いましょう。

また、可能であれば以下の2つのことを確認すると良いでしょう。

  • 部署異動は希望する診療科で働きたいという希望で拒否できるのか
  • 入職後、早く病院で即戦力として働きたいため、希望を伝えれば3年は同じ診療科で働けるのか

以上のことは確認し、例え希望する答えが返ってこなかった場合でも、内容を確認することが可能です。そのため、リスクは回避することが出来ます。

5.看護師転職サイトを活用する

上記でお伝えした「面接時に交渉」「部署異動の期間の確認」は、なかなか面接中に確認することが出来ない看護師の方も多いのではないでしょうか。

そのため、看護師転職サイト(看護師専門の転職エージェント)を活用して、専任の担当者に条件交渉を代行してもらい、スムーズに転職活動を進めましょう

ただし、他人に交渉してもらうため、口約束だけだとトラブルのもとになる可能性があります。そのため、希望する診療科への確約をもらう方法として、「採用通知書又は雇用契約書」等に診療科に配属してもらえる確認を取ってから、転職を決断しましょう。

また、看護師転職サイトは複数社存在します。どの転職サイトでも条件交渉をしてくれるわけではないため注意してください。

希望の診療科に転職しやすい!交渉力が高い転職サイト

希望の診療科に転職しやすい!交渉力が高い転職サイト

希望の診療科に転職できるように、交渉力が高い担当者が在籍し、利用する看護師に人気がある看護師転職サイト(看護師専用の転職エージェント)をご紹介します。

特に、特殊な診療科や、看護師に人気の診療科、専門病院への転職を考える場合は、以下3つを複数登録し、まずは希望の診療科に合う求人を探すことに注力しましょう。

条件交渉可能!ナース専科 転職

ナース専科 転職

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナース専科 転職(旧 ナース人材バンク)
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 20万件以上
非公開求人 豊富(会員限定のレア求人あり)
対応職種 正看護師、認定看護師、准看護師、助産師、保健師、管理職
対応 勤務形態 常勤、常勤(日勤のみ)、常勤(夜勤あり)、常勤(夜勤のみ)、非常勤
対応施設 病院、クリニック、訪問看護、企業、保育園、幼稚園、学校、その他
【介護施設】
居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、訪問介護事業所、介護老人保健施設、軽費老人ホーム、デイケア事業所、小規模多機能、訪問入浴事業所、看護小規模多機能居宅介護、有料老人ホーム、デイサービス事業所、グループホーム、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者専用住宅、ショートステイ事業所、訪問リハビリ事業所、介護医療院
対応 診療科目 美容、産婦人科、整形外科、眼科、外科、呼吸器科、循環器科、精神科/心療内科、小児科、皮膚科、形成外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、消化器科、内科、透析、その他
対応配属先 病棟、外来、オペ室、透析、その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・東証プライム上場企業
・支店が多く地域密着&チーム制で転職をサポート
・職場のリアルな情報を共有することも可能
・2025年オリコン顧客満足度®調査 看護師転職3年連続No.1
・LINE対応

ナース専科 転職は、看護師をサポートする専任の担当者のサポートが手厚く人気があります。

さらに、規模が大きな病院や施設の求人も多く、条件交渉にも長けている担当者が多いため、希望する診療科への転職がスムーズです。

また、地域専任のキャリアアドバイザーによる転職支援も受けられるため、内部情報の提供や条件交渉、面接対策などのサポートは、必ず受けておきましょう。

公式サイト:https://www.nursejinzaibank.com/

交渉力が強い!レバウェル看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数 129,063件(2026年3月1日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 雇用形態 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤
対応施設 総合病院、一般病院、クリニック、特別養護老人ホーム(特養)、訪問看護、有料老人ホーム、デイサービス、重症心身障害者施設、保育園、検診センター
対応 診療科目 内科、精神科、心療内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科、歯科、美容外科、美容皮膚科
対応配属先 病棟、外来、施設、訪問、手術室(オペ室)、透析、内視鏡
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・看護師の転職求人が豊富
・転職支援サービスが手厚い
・転職の相談から行える
・院内・施設内情報に強い

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、利用する看護師に人気があり、さらに担当者の交渉力が強い特徴があります。

さらに、看護師求人数はどの看護師転職サイトよりも断トツに多いため、希望する診療科への転職求人が見つかりやすいと言えます。

看護師への転職サポートも充実しており、希望する診療科に転職するのであれば利用は必須と言えます。

公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

キャリア相談のプロ!ナースではたらこ

ナースではたらこ

転職相談 面接対策 条件交渉 退職相談
2重丸 2重丸 2重丸 2重丸
サイト名 ナースではたらこ
運営会社 ディップ株式会社
公開求人数 12,342件(2026年3月1日時点)
非公開求人 豊富
対応職種 正看護師、准看護師、助産師、保健師
対応 勤務形態 常勤、非常勤、日勤のみ、夜勤専従
対応施設 病院、クリニック、介護施設、デイサービス、訪問看護、企業その他
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
特徴 ・非公開求人が豊富
・希望条件に合う求人が見つかりやすい
・希望する病院・施設へ転職可能な逆指名転職がある

ナースではたらこは、看護師のキャリアプランから相談することが可能な看護師転職サイトです。

希望の診療科への転職交渉はもちろん、その先にある看護師としての人生も含めてサポートしてくれます。

手厚い転職サポートを考える場合は利用しておきましょう。

公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/

まとめ

看護師にとって楽な職場とは、急変がない・残業が少ない・適度に忙しい・ルーチン業務が多い診療科となりました。

しかし、年齢別にみてみれば、20代の看護技術を身に付けたい年代と、50代のゆっくりと自分の看護やコミュニケーション力を活かしたい年代とでは、人気のある診療科は変わってきます。

楽な仕事内容だけに着目すると、看護ケアの醍醐味を味わうことができないかもしれません。

また、イメージだけで敬遠し、その診療科が持つ魅力を知らないまま過ごしてしまうことは、看護師の幅を狭めてしまうことにもなりかねません。

楽そう、人気が高いから、そんな耳障りのいい理由で職場を決める前に、自分がやりたい看護や方向性は何か、年代別の役割とは何かにも意識を向けて、自分が楽しいと感じることができる科を選んで働き始めて下さい。

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運営会社 株式会社peko
会社ホームページ https://peko.co.jp/
所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目1-16 BIビル6F
代表取締役 辻󠄀 昌彦
設立 2015年6月
資本金 14,000,000円
事業内容
  • 有料職業紹介事業
  • キャリアメディア事業
  • インターネット広告事業
  • SEOコンサルティング事業等
許認可 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314509
(厚生労働省職業安定局: 職業紹介事業詳細
届出 特定募集情報等提供事業:51-募-000760
連絡先 03-5324-3939 (受付時間:休日、祝日を除く10:00~17:00)
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監修者
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花
キャリアコンサルタント(国家資格)真下彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、キャリアアドバイザーとして看護師の転職支援を始め、多くの転職者のサポートを担当中。

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